NISAってなに?

NISA



ハロぱんだ!

今回は、NISAとはなんぞや? というテーマです。

みなさんすでにご存知の方も多いと思いますが

ここで改めて

どんな制度で、私たちにとってどんな風にお得なのか

注意すべき点は何なのか、さっそく見ていこうと思います!

そもそもNISAって?

NISAとは?

通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、
これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して
約20%の税金がかかります。

NISAは、「NISA口座(非課税口座)」内で、
毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から
得られる利益が非課税になる、
つまり、税金がかからなくなる制度です。

イギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISAとして、
NISA(ニーサ・Nippon Individual Savings Account)という愛称がついています。

金融庁HP

こちらが金融庁のNISAの説明です。

お役所の説明って大概わかりにくいのなんで?

ということで、わかりやすく言い変えてみましょう。

つまりNISAは、

  • Nippon Individual Saving Account の頭文字をとった略語
  • 普通の証券口座とは違う、特別な証券口座
  • 株などの金融商品を売った時に儲けが出たら、その儲けに対して税金がかからない
  • 普通の証券口座では、儲けに対して約20%の税金がかかる
  • 年間に使える額、合計で使える額に限度がある


ってことですね!


限度額はあるけど、税金取らないから

銀行に貯金するんじゃなくて、

株や債券、投資信託を買っていきましょう

というメッセージでしょうか。


2024年1月から“新NISA“制度が始まりましたので、

その限度額や、その他条件を見てみましょう。

新NISAの条件

一年間で投資できる金額は

つみたて投資枠120万、成長投資枠240万、合計360万円

一般的な家庭にとっては、なかなかの額ですね。

税金を取られることなく運用できる期間は、無期限

ただし、合計1800万円までなので、注意が必要です。

そして、つみたて投資枠では、

限られた投資信託しか購入できません。

逆にいうと、リスクの少ない商品を選んでくれているということになりそうです。

時間をかけてリスク少なくじっくりお金を増やすのが、つみたて投資枠

という感じですね。


それに対して成長投資枠では、

幅広い金融商品を買うことができます。


日本国内はもちろん、海外企業の株などです。

リスクをとって、もう少し短い期間でお金を増やすことが可能なのが、成長投資枠。

成長投資枠の限度額は1200万です。

そしてこちらは、使い切りではありません。

例えば100万円分の日本企業株を成長投資枠で買います。

翌年120万円になったところで売却するとします。

そうすると100万円分の枠が、翌年には復活するのでその分また購入可能になります。

1200万の限度内であれば、売買を繰り返すことで、何度でも利用することができるのです。

毎回そんなに上手く行かなそうですが

上手く行った時には、嬉しい制度ですよね。

注意点

ここからはNISA口座で

資産運用する際の、注意点です!

  • 元本割れする可能性がある
  • 損失が出た時に、他の利益が出た口座と損益通算ができない
  • 投資対象が多く、初心者には選ぶのが難しい


元本割れする可能性がある

新NISA口座で購入できる金融商品は

価格が上がったり、下がったりする企業の株がベースになっています。

例えば購入時に1000円だったものが、

翌日に1500円に、あるいは500円になってしまう

ということも起こります。

なので

購入する商品は、吟味が必要です。

損失が出た時に、他の利益が出た口座と損益通算ができない

みなさんがもし、すでに株や投資信託を購入していて

そちらで利益が100万円出ていたとします。

そして新NISAの口座で購入したもので、損が100万円出てしまいました。

新NISAではない、通常の証券口座の場合

こういった利益と損を合わせることができるので

100万(利益)ー100万(損)=0

ということで、100万円の利益に対する税金は無くなります。

ところが!

新NISAではこの、他口座との損益がっちゃんこができないので

新NISAで損が出てしまっても

通常証券口座での利益100万円に

税金がかかってしまうのです。ガーン。

投資対象が多く、初心者には選ぶのが難しい

そしてこちら。

新NISA対象の商品、実はたっっっくさんあるんです。

リストを見ただけでは

どれがいいのが、とても素人にはわかりません。

一言に投資信託と言っても

めっちゃ数あります。

結局どれ選べばいいかわからない。。。

という理由で

投資を始められないという方も多いようです。

まとめ

新NISA制度は

合計1800万円まで、税金を取られることなく投資ができる制度

元本割れのリスク、損益のがっちゃんこができない

商品が多くて選びにくい

などのデメリットもある。

デメリットあるけど

税金取られずにお金増やせるのは、ありがたいですよね!

みなさんは

すでに活用されてますか??

さて次の記事では

私パンダママが選んだ証券会社のことを

お伝えします!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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